今年は、さくら祭りのライトアップがあるのかという顔をしている柴犬です。
概要
前回に続いて、ナチス親衛隊のシンボルが刻印された双眼鏡です。
この 8X30 も大変珍しいもので、レンズにコーティングが施工されています。
本品は、かなり前にEbayで取得したものです。
結構使用感があり、ナチス親衛隊のシンボルを削ろうとした形跡が、戦後のこの双眼鏡を手にした人の心境を表現しています。
ですので、シンボルを削ったものも結構多く、削っていないものを狙っていましたが、ある程度のこっているこれで妥協しました。
実戦で使うものなので、対物レンズに使用にともなう傷がありますが、そこそこ使用できる状態です。コートがされているので結構明るいコントラストのいい像を見ることができます。
全体
結構使用感があります。ねじ類は開けようとした形跡があります。シンボルを削ろうとした跡があります。
材質に真鍮、厚い軽合金を使用しているため結構重く 630g あります。
アイピースに遮光のために引き上げることができる筒状の部品が備わっています。
接眼レンズ
レンズのコーティングもクリアです。コーティング処理の品質を表す T が刻印されています。
右アイピースにレチクルが入っており、そのゴミが映っています。シンボルが削られています。
対物レンズ
光線の具合で結構傷が強調されていますが、下の画像(もう一方の対物レンズ)と同じくらいです。
レンズ・プリズムのコーティングが良くわかります。
密閉シール
開けようとネジを回した跡がありますが、密閉シールの状態をみると開けられなかったようです。